宮古島で一戸貸しをしている「さんしん村」は

宮古島で一戸貸しをしている「さんしん村」は、キビ畑に囲まれた場所にある。ロフト付きの一軒家があり、貸し切りで8人まで宿泊できる。また、ここは沖縄伝統の三線体験レッスンが受けられる珍しい宿であり、一曲弾けるようになって帰れるので、ぜひ宿泊して体験してみよう。

キビ畑の中にある「さんしん村」

写真:宮腰 由希子

「さんしん村」は、宮古島空港から車で10分。キビ畑の中にある宿だ。宮古島の中心部からは遠く、宿の周辺には飲食店やスーパーが少ないので、買い物は先に済ませておくと良いだろう。
http://www.freeml.com/bl/15590356/364657/
http://www.freeml.com/bl/15590356/364658/
周辺の観光スポットとしては、宮古島海宝館や地下ダム資料館があり、新城海岸や吉野海岸、東平安名崎までも車で10分程度だ。いずれにせよ、タクシーかレンタカー移動をする必要がある。

写真:宮腰 由希子

「さんしん村」は1人から8人まで宿泊できる一戸貸しの宿で、広い台所やシャワールームがあり、部屋には人気のロフトもある。台所にはガスコンロや電子レンジ、冷蔵庫、食器、調味料などの自炊に必要なものはすべて整っており、洗濯機や物干しもあるので、家族旅行や長期滞在のゲストに大変適している。ただし、キビ畑に囲まれていることもあって、シャワールームにヤモリが出ることは日常茶飯事なので、これといって悪さをする生き物ではないが、爬虫類が苦手な人は要注意だ。
自炊に適した設備となっているが、一泊朝食付きや一泊二食付きの宿泊プランもあるので、宮古島の家庭料理を味わってみたい人にはこちらをオススメしたい。オーナーは親切で気さくな女性で、日中は敷地内の農園で作業しており、電話一本ですぐに駆けつけてくれるため安心だ。

三線教室で沖縄伝統の楽器「三線」を習おう

http://faehrosfareaer.soreccha.jp/e404624.html
http://faehrosfareaer.soreccha.jp/e404625.html

写真:宮腰 由希子

「さんしん村」の敷地内には音楽スタジオがあり、そこで沖縄伝統の楽器「三線」を習うことができる。全くのビギナーでも2時間の体験レッスンを受ければ、最低でも1曲は弾けるようになる。三線独自の楽譜、工・工・四(くんくんし)の読み方から丁寧に教えてくれるので、宮古島から帰った後、独学でレパートリーを増やす強者もいるという。三線体験レッスンを受けてみたい人は、あらかじめ予約しておこう。

特にオススメなのはマンゴー収穫時期の夏!

写真:宮腰 由希子

宿の裏手にはマンゴーのビニールハウスがある。難しいマンゴー栽培だが、オーナーが大事に育てて作ったマンゴーは、甘くてジューシーだ。マンゴーの収穫時期は6月から8月と短いが、この時期に宿泊すれば、運よく試食させてもらえるかもしれない。
マンゴーの季節を含む夏から秋にかけて、宮古島を台風がよく通過する。台風で飛行機が飛ばなくなり、宿泊予約を変更、またはキャンセルしなければならなくなった時も寛大な対応をしてくれるので、まずは電話してみよう。

写真:宮腰 由希子

「さんしん村」の農園で採れたマンゴーは実際に出荷しているものだけに、味も品質もたいへん良く、お土産や贈り物には持って来いだ。オーナーに言えば、全国発送してもらえる。

三線やマンゴーなど宮古島の田舎生活に触れられる「さんしん村」

キビ畑に囲まれた「さんしん村」では、併設されたスタジオで三線の体験レッスンを行っており、初心者でも一曲弾けるようになるのは夢じゃない。また、夏の収穫時期に泊まれば、農園で採れたマンゴーの販売や発送もしている。市街地からは少し遠いが、宮古島ののどかな田舎生活を体験するには絶好の宿なのでぜひ泊まってみよう。