長野県西南部に位置する阿智(あち)村

長野県西南部に位置する阿智(あち)村。飯田市の賑わいや、風情を醸す木曽に近く、岐阜県や愛知県との県境も間近にする村です。阿智村は古くからハナモモ(花桃)の美景で有名で、例年、春にはお祭りも開かれています。そんなハナモモをゆっくり見るには、ぶらり散歩が最適でしょう。花見散歩の舞台といえば、阿智村随一の温泉街、昼神温泉に決まりです。

阿智川が流れる昼神の町

昼神温泉の歴史は古く、250年ほど前の史料にその名が載るほどです。温泉郷の規模も大きく、大小さまざまな旅館やホテル、日帰り施設も備わっています。
東京方面から車でアクセスする場合は、中央自動車道「飯田山本」インターから国道経由。公共交通機関の場合は、新宿からJRバスで「中央道昼神温泉」下車。あるいはJR中央本線上諏訪」駅から、昼神温泉への直行バスを利用します。
関西方面からの車利用は、中央自動車道「園原」インターから国道経由。名古屋からの高速バスや、JRワイドビューしなのを利用する手段もあります。

昼神の町はハナモモいっぱい

http://cotosaga.com/event/1571367
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写真:八岳木 流泉

ハナモモの時期は、例年4月中旬から5月中旬と言われています。昼神でも通常、4月上旬から中旬にかけて「昼神花まつり」が開かれ、出店も並び賑わいます。
阿智川のほとりには赤いハナモモが咲き、空の青さと川面の清らかさの対比が綺麗です。

写真:八岳木 流泉

ふらりと昼神の町を散歩していると、ハナモモにも多種類の色があることがわかってきます。濃い赤から、白色、ピンク色。一か所で幾重の色味を楽しめるスポットも多く、目にも優しいあでやかさです