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幼い子どもが歯ブラシをくわえたまま転んで口の中を切ったり

幼い子どもが歯ブラシをくわえたまま転んで口の中を切ったり、のどを突いたりしてけがをする事故が相次いでいます。
東京都は、子ども用の歯ブラシの安全対策を検討し、先月14日に提言をまとめました。
事故を防ぐ取り組みを取材しました。

子ども用歯ブラシの事故・その実態は

5歳以下の子どもが歯ブラシによるけがで救急搬送された事例について、都が、東京消防庁の救急搬送や、国民生活センターなどが集めている医療機関の情報を調べた結果、この5年間に337件ありました。このうち、61件は入院に至ったケースでした。

事故を分析した結果、年齢別では、1歳が最も多く48%、次いで、2歳が31%、3歳が12%となり、1・2歳の事故が多いことがわかりました。

けがの原因は、歯ブラシをくわえたまま「歩いたり走ったりして転んだ」が全体の60%を占め、次いで、「人やものにぶつかった」が20%、「台やイスから転落した」が12%でした。http://gx.customplan.info/modules/d3forum/index.php?post_id=2588
http://www.minkita.net/modules/d3forum/index.php?post_id=2061


東京消防庁が搬送した重傷の事例では、「自宅で2歳の娘が突然泣き出したため駆けつけたところ、歯ブラシを手に持ったまま口元から出血していたため、のどを突いたと思い、救急要請した」などがあります。

また、これとは別に、インターネット上には、「託児所から帰宅後に、息子が、血が混じったよだれが止まらない状態となり、病院を受診したら口の中に穴が見られた。託児所での歯磨きの際に事故にあったのでは」といった書き込みも見られます。

都の協議会の議論は

都は「商品等安全対策協議会」という会議を設けて、身の回りの製品の安全性などについて、年に1度、テーマを決めて検討する取り組みを行っています。

これまでに、抱っこひもから幼い子どもが落下する事故や、ボタン型の電池を飲み込む危険性などを検証し、今年度は子ども用の歯ブラシがテーマになりました。http://www.lulublo.com/BLOG/WEB3/toNikkiView?name_no=1079&name=faeofoiaeuor
http://www.lulublo.com/BLOG/WEB3/toNikkiView?name_no=1078&name=faeofoiaeuor


都の協議会の特徴は、行政の担当者や学識経験者だけでなく、実際に製品を作っている業界の関係者も委員に迎えて意見交換し、単に危険性の指摘にとどまらず、業界の実態にも沿った安全対策を提言するところにあります。

今回は、大学教授や国民生活センターの担当者、小児科の医師、人間工学の専門家など14人が委員となりました。

この中には、全日本ブラシ工業組合から3人、歯ブラシを販売するドラッグストアの業界団体である日本チェーンドラッグストア協会から1人が出席して、去年7月から対策を検討しました。